海CG1

【海美】
「んっ……どうかな、俊くん……こんな感じで、いい?」

【俊介】
「あ、ああ」

不安げな声で尋ねる海美の問いに、気恥ずかしそうに
俊介はそう答える。

長年知ったはずの幼馴染の少女の、初めて見る"女"と
しての姿を前にして、俊介は興奮を隠せず気が気でない
様子だった。

初体験同士であり、長年見知った相手との初めての行為
というシチュエーションである以上、それも仕方がない
だろう。

互いに距離の詰め方が解らず、不器用な恋愛をして来た
幼馴染の二人だからこそ、戸惑いの最中に在ったのだ。

【海美】
「わたし、初めてだから……あんまり上手くないかも
しれないけど……一生懸命がんばるから……」

【俊介】
「ありがとな、海美。けど無理はしなくていいからな」

【海美】
「ううん。わたしがしたいの。俊くんに、気持ちよく
なってもらえないと、女の子として屈辱的だし……」

【海美】
「それに何より、俊くんが喜んでくれたら、それだけで
わたしも嬉しいから」

【俊介】
「海美……」

【海美】
「すごく恥ずかしい、けど……わたしの事、もっともっと
知って欲しいの」

【海美】
「わたしの気持ちが伝わるように、頑張ってみるから……
だから、見ててね? 俊くん」

だが。

そんな緊張も次第に溶け、二人の胸には愛おしさのみが
染み込んでいく。

そして何より、長年すれ違って来た互いのもどかしい
想いを、その距離を埋めるために、二人は己の感情に
素直になっていっていた。

今よりも、もっと深く、心も、身体も、繋がるために。

【海美】
「それじゃあ、動くね?」

【俊介】
「ああ」

ぎこちない言葉を交わしながら、海美はゆっくりとその
豊潤な胸を上下に動かし始める。

身長に見合わぬサイズではあるものの、俊介のモノを
挟んで動くのは、決して楽ではないのだろう。

海美は自分の胸を必死に手繰り寄せながら、なお懸命に
出来るだけ乳房の中へ埋めるようにして、奉仕する。

【海美】
「ん、ん、んっ……は、はぁっ……んんっ……」

【海美】
「ふぅっ……ん、はぁ……ん、んん、んっ……」

【俊介】
「くっ……」

想像よりも遥かに気持ちの良い、乳房の柔らかな感触に
俊介は思わず快感の声を漏らす。

【海美】
「ん……んぅ……ん、はぁ……ぁ、ん……っ」

【海美】
「どう、かな? ……んっ、気持ち、いい……?」

その問いに答える余裕もないほどに快感を耐えていた
俊介は、どうにかこくりと首を縦に振る事で頷く。

【海美】
「ほんと? ん、んぅ……ほんとに、気持ちいい?」

【海美】
「なら、もっともっと頑張るね。はぁっ……んぅっ」

頷いた俊介を見て、海美は嬉しそうに声を緩めて、胸での
奉仕を続ける。

【海美】
「ん、んっ、ん、んんっ……はっ、はぁっ、はぁっ」

海美は静かに熱い息を漏らしながら、懸命に竿を上下に
扱き、擦り上げていく。

ただ柔らかいだけではなく、人肌の温かな感触に包み
込まれる感覚は、ただ一人で慰めている時には決して
味わえない快感となり、ペニスへと伝わってくる。

【俊介】
「っ……」

それは、気を抜くと射精してしまいそうなほどの快感で
俊介のモノを包み込み、精を吸い上げるように扱かれる。

根元から先端へと精を誘導するように、丁寧に挟み込み
上へ上へと胸を押し上げる行動は、初めてのパイズリで
あるがゆえの海美ならではの奉仕だった。