【ワルキューレ】
「言葉だけじゃ信じられないって言うのなら……いいわ」
【ワルキューレ】
「私と組んだら、どんなに良いか……先に、あなたの
身体で体験してもらいましょうか」
【ワルキューレ】
「私が本気で、どれだけあなたのことを愛しているか……
教えてあげるわ」
【零二】
「なっ……!?」
そう告げたワルキューレが、身動きの取れない俺の下半身
へと移動すると、おもむろに俺のモノを取り出し、不敵な
笑みを浮かべたまま、握りしめる。
【ワルキューレ】
「もし私と組んでくれるなら、どんなことだってして
あげるわ。……そう、どんなことだって、ね?」
【ワルキューレ】
「あなたが、好きなの……あなたになら、私―――
なんだって出来るし、なにをされてもいいのよ?」
【零二】
「っ……」
そんな言葉と共に、嘗め回すような手つきでイチモツを
刺激され、不意を突かれた快感に、思わず息を呑む。
【ワルキューレ】
「あら。ふふっ、大きくなったわね。嬉しいわ……素直に
なってくれて」
【ワルキューレ】
「それじゃあ、もっと素直になれるように……あなたが
頷いてくれるように、愛でてあげる」
そう告げながら、ワルキューレは怒張した俺の肉棒へ
ゆっくりと口を近づけ、愛おしそうに頬張り始めた。
【ワルキューレ】
「んっ、ちゅぷっ、ちゅぱ、ちゅっ……ちゅむっ」
【零二】
「くっ、あ―――」
先端を覆うぬめった感触に、俺は思わず呻き声を漏らして
しまった。
【ワルキューレ】
「ちゅぷっ、ちゅっ、ちゅぷ、んん……くちゅ、ちゅっ
……ん、ふふっ……ちゅ、ちゅ、ちゅぷ……っ」
【零二】
「よせっ、ワルキューレ……っ」
跳ね除けようにも、手足は見えない糸に拘束されていて
動かすことはできない。
そのうえ、いくら叫ぼうがワルキューレは俺のモノから
口を離す気はないらしく、妖艶な含み笑いを浮かべなが
ら口淫を続ける。
まるで蜘蛛の糸に絡められた羽虫のように、俺はその
毒牙を甘んじて受け入れる事しか、できなかった。
【ワルキューレ】
「ちゅぷ……っ、ふふっ。いいのよ、あなたは何も
しないで……」
ワルキューレは亀頭から唇を離し、あやすような口調で言った。
【ワルキューレ】
「あなたは何もしないでいいの。あなたの望むことは
私がぜぇんぶ、してあげるから」
【ワルキューレ】
「だから、ジっとしてなさい? 私がすぐに、気持ち
よくしてあげるから……あむっ……」
【ワルキューレ】
「ちゅむっ……ん、ちゅぷっ、くちゅ……」
再びたっぷり濡れた口内に導かれ、俺のイチモツが温かい
粘膜に包まれた。
ワルキューレは肉棒の先端を愛おしそうに咥え、顔を上下させる。
【ワルキューレ】
「じゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ……んふ……ん、じゅっ
……ちゅぷっ、ちゅぷ、れるっ……ちゅっ……ぷ……」
愛撫するような舌の動きは、亀頭の先やカリ首の周り……
さらには裏スジを這いまわり、絶え間なく刺激する。
【ワルキューレ】
「くちゅっ。ぴちゅっ、ちゅる、れるれる……ちゅくっ」
【零二】
「…………うぁっ……」
【ワルキューレ】
「ちゅくちゅく……ぷちゅ、ちゅぷ……っ、ん……?」
【零二】
「…………っ」
蕩けそうなほど熱い舌の動きに、俺の口から無意識の内に
熱いため息がこぼれる。
その瞬間ワルキューレと目が合い、俺は気まずさから
思わず視線を外した。
【ワルキューレ】
「くすくす……恥ずかしがることはないのよ?」
【ワルキューレ】
「あなたは、男の子なんだもの。女性におちん○んを
舐められて、感じてしまうのは当然だわ」
唾液ですべりの良くなったサオをこすられて、俺の背筋を
先ほどまでとは違った快感が駆け抜ける。
クチュクチュと音を立て、ワルキューレは指の間で転がすように
濡れた亀頭を弄ぶ。
【ワルキューレ】
「あなたがどれだけ意地を張っても、ここはとっても
いい子にしてくれているわ」
すぼめた唇で息を吹きかけ、ワルキューレが三度俺の
イチモツを口に含んだ。
外気に晒され冷め始めていた肉棒が、昂ぶった口の中で
再び灼熱に包まれる。
【ワルキューレ】
「れる……ちゅっ、くちゅ……んん……ちゅぷ、くちゅ
……ちゅくちゅくっ、ちゅ……ちゅるっ……」
【ワルキューレ】
「くちゅっ、ちゅぷ……ん~、んぅっ……ふふっ……
あむっ……ん、ん……っ、ちゅくっ」
俺の反応を楽しんでいるのか、ひと舐めするごとにワルキューレが
艶めかしい視線を送ってくる。
糸で手足を拘束し捕えているくせに、その瞳は俺を気遣い
充分な快楽を与えられているかを確認するような、そんな
優しさに満ちていた。
――――――この優しさは、危ない。
本能がそう警告するが、柔らかな羽毛で溺れさせられる
ような快感に、俺の思考に霞がかかっていく。